ディスカスの喧嘩・いじめ対処法

ディスカス達は10cm程度の大きさになると縄張りを意識し始め、その意識が強い個体は周りのディスカスを攻撃し始めます。 このような個体が2匹以上いると喧嘩となり、口先でお互いの口や腹等を突き合います。 激しい喧嘩の後にそれらのディスカス達の強弱がはっきり分かれ、強いディスカスが水槽の大半を自分の縄張りとし、他のディスカス達が入ってきたらすぐに攻撃します。狭い水槽ですと全体を自分の縄張りとするために、常に他のディスカスに攻撃するようになります。 これをディスカスの喧嘩、イジメと呼びます。

このような状況への対処方法ですが、水槽を2本以上持っている場合には、強いディスカスを他の水槽に入れるのが基本です。 また大きい水槽であればセパレータを使用するという手もあります。

どうしても強いディスカスを隔離できない場合には、水槽内のディスカスの数を増やすという方法があります。 ディスカスの数が増えることにより、強いディスカスは攻撃対象が増えるため、１匹を集中して攻撃できません。 こうすることで１匹にかかるイジメの負荷を減らしてあげると、水槽の中でいじけてしまう個体やストレスで拒食になる個体が減ります。