拒食症

ディスカスがエサを全く食べなくなることがあります。 これは周囲の環境のストレスや個体同士の強弱関係から生まれるストレスに起因することが多いです。 これを拒食症と言います。

この拒食症に対する治療法としては、高温治療が最も有効だと思います。 高温治療の方法は、一日一度ずつ水温を上げていき、34度に水温を設定します。 この状態で1週間置き、エサは赤虫を少しだけにして下さい。 できれば拒食症の個体のみを隔離して行うのが望ましいでしょう。 1週間後、今度は水温を一日一度ずつ下げていき、もとの水温まで戻します。 これで徐々に拒食が改善されますが、それでもエサを食べないようでしたら1週間後に再度、同じ作業を繰り返して下さい。

高温治療はディスカスの新陳代謝を促進し、胃腸の働き、体力の消耗を促すことによって食欲を出させる方法です。 できるだけ早期に実施してあげることが、早く拒食症を改善させます。

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