ディスカスエイズ

ディスカスエイズが恐れられるのは、その感染力が強いためです。 水滴が飛んだだけでも他の水槽に感染します。症状はディスカスが黒化し、ヒレをたたみ、隅に固まります。 しかし、現在ではこの病気は治すことが可能ですので、落ち着いて対処すれば完治可能です。

治療法

ディスカスエイズの菌は酸に弱いので、pHを4.8弱まで落とします。 このとき、ディスカスにpHショックを与えないように1日1.0落としていきます。 pHを落とすにはテトラのpH/KHマイナスかモクサク液を利用するのが良いです。

そして、塩を大さじ一杯いれます。 塩は一番最初に入れます。

治療中のエサは赤虫もしくは乾燥餌のみとします。 治療中にハンバーグを与えてしまうとディスカスエイズの菌は爆発的に増殖してしまいます。

水温は31度に固定し、ディスカスの新陳代謝を促します。 このとき気をつけるのは、水の汚れです。 治療中、なるべく水を換えないのが望ましいのですが、アンモニアや亜硝酸中毒にならないように汚れたらすぐに水を換える必要があります。 こうして2週間〜3週間で状態は良くなるので、良くなったところでホルマリンで水中の雑菌を滅菌し、ディスカスを完全に良くしてあげます。 ホルマリンは100リットルに対し5cc入れ、6時間後水を全て交換します。 水を全て換えた後は、ディスカスの粘膜を保護するためにテトラのアクアセイフやパーフェクトウォータ、グリーンFゴールドを規定量の半分ほど入れておくと良いでしょう。 フィルターはホルマリンをかけた後、通常通り稼動させて下さい。

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