購入前の準備

さあ、あなたのお家にディスカスを迎え入れる準備をしましょう。 まずは水槽です。 ディスカスを飼育する場合には、45cmのサイコロ水槽か60cm×45cm×45cmの水槽が最適です。 稚魚からの飼育の場合には、60cm×30cm×36cmサイズの水槽でも問題ありません。

初心者は60×45×45の水槽を選ぶのが良いでしょう。 その理由はとしては、水量が多いために水質の変化も緩やかになることがあげられます。 スペースが充分広いのでディスカスが怯えにくいという利点もあります。

水槽は低すぎる場所に置くと人が歩いたときの振動で怯えやすくなります。 また人通りの多い場所、テレビの光が入る場所は避けたほうが良いでしょう。

水槽を用意したら、今度はろ過フィルターを用意しましょう。 ろ過フィルターには水槽上部に設置するタイプ、外部タイプ、投げ込み式、スポンジ式とあります。 どれが良いかは人により異なりますので、設置する場所やご予算で決めて下さい。

あとは水槽を照らすライトとエアレーション用ポンプです。 これだけあれば、ディスカスは飼育可能です。 エアレーションは必須ではありませんが、バクテリアの繁殖のためにはあったほうが無難です。

  基本的にディスカス飼育は、ベアタンクと呼ばれる水槽に何も入れない方法が一般的ですので、まずはそこから飼育を始めることをお勧めします。 ディスカスのエサはハンバーグがメインとなりますので、水や水槽底を汚します。 そのためベアタンクでない場合、水質の悪化が激しくなりメンテナンスに苦労します。 エサを赤虫やドライフードのみにする場合は、底砂を敷いても良いでしょう。 ただ、その場合ディスカスを大きく育てることは困難です。

ここまで用意できたら、水槽に水を入れます。 そしてエアレーション、ろ過フィルターを稼動させ、2週間ほどそのまま放置します。 このときにできれば、ろ過用バクテリアが発生しやすいようにバクテリアのもとを入れるのが良いでしょう。

  2週間経ったら水を全部取り替えて、準備完了です。 水を全て取り替えるのは、2週間放置した水が独自の水質となっているためです。 そのまま利用してしまうと、ショップから持ってきたディスカスが水質変化で水当たりを起こす危険があります。 水を全て交換すると癖のない水にできます。

さあ、ディスカスを迎えにいきましょう!

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